Y’s(ワイズ)

ワイズは、モード系ファッションの先駆けともいえるヨウジヤマモトが手掛けた最初のブランドです。
コンセプトは「男性の服を女性が着ること」「自立した女性」です。創業は男女雇用機会均等法の制定よりも10年以上前の1972年なので、ジェンダー意識の上でも先を行くブランドであることがわかります。
アシンメトリックなカッティングや独自のバランスとシルエットで体を包むデザインが、モード系ファッションを愛する人々を魅了し続けています。

COMME des GARCONS（コム・デ・ギャルソン）

日本で1969年に生まれたコム・デ・ギャルソンは、世界を代表するモード系ファッションブランドの一つです。創業者の川久保玲は、後出のファッションデザイナーたちに多大な影響を与えた人物です。
既成概念を打ち砕くアバンギャルドで前衛的なデザインは、多くのファッショニスタたちを魅了しています。

sacai(サカイ)

コム・デ・ギャルソンのパタンナーの経歴を経て阿部千登勢氏が立ち上げた、モード系ファッションの代表ともいえるブランドです。
「日常の上に成り立つデザイン」をコンセプトに、異素材の組み合わせ、独特なシルエットといった切り口から、スタンダードとエレガンスをミックスさせた味わいを持つファッションを展開しています。
ニットの印象が強いsacaiですが、近年ではundercoverやNikeとのコラボなど活動の幅を広げて注目を集めました。

MAISON MARGIELA(メゾン・マルジェラ)

初代創設者のマルソン・マルジェラはコム・デ・ギャルソンの川久保玲の影響を多く受けていたと公言していました。
メゾン・マルジェラの代表作には、いかにもモード系と感じさせるデザインのものが多数あります。例えば1989年に発表された足袋にインスパイアされたタビシューズは、今やメゾン・マルジェラの定番です。

Y-3

Y-3はスポーツブランドのアディダスとヨウジヤマモトの山本耀司のコラボレーションブランドです。ストリートとモード系のミックステイストは、若年層のメンズに大人気です。
ヨウジヤマモトといえば、コム・デ・ギャルソンに並ぶ世界的なモード系プレタポルテブランドです。アディダスのイノベーションに山本耀司の唯一無二のスタイルが融合して、アパレルだけにとどまらず、フットウェア、アクセサリーなど前衛的なアイテムの数々が展開されています。

tk.TAKEO KIKUCHI(ティーケータケオキクチ)

トラディショナルなアイテムがベースなので、モード系初心者さんも取り入れやすいブランドです。
トラッドをベースにストリートテイストを加えた日本独自のミックススタイルは、シックでありながらモードで、街で注目を集めることでしょう。タケオキクチブランドのなかでは「ジーニングカジュアルブランド」という位置づけであり、若年層にも手が届く価格帯が魅力です。

こういった定番のブランドのデザインを知ることで、よりモード系ファッションを理解することにつながります。しかし、全身をブランドで揃えなくても、モード系のエッセンスを取り入れてコーディネートすることは難しくはありません。

モード系ファッションアイテムをお探しなら、ぜひNORDAの商品もチェックしてみてください。
「ノルダ」は韓国語で「遊ぶ」という意味があり、NORDAは「ファッションを遊ぶ」をコンセプトに立ち上げたブランドです。ユニセックスファッションを発信しており、モード系ファッションにも取り入れられるアイテムを豊富にご用意しています。