雑談① ファッションムーブメントの流れ – ハイブランド編
ブランドの新作情報やお得な情報だけでなく、これからはファッションにまつわる雑談を記事にしていこうと思います。
共感できる人にしか刺さらない内容もありますが、雑談なので興味のある方はチェックしてみてください☑︎
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みなさんは新しいブランドやファッションを知りたい時、何を使って情報収集していますか?
トレンドを気にかけていても移り変わりが早いし、常に情報を集め続けるのは難しいものです。
ついていくだけでも本当に大変ですよね。。。
ほとんどのファッションのトレンドはハイブランドが作り出し、牽引していくもの。
パリコレを筆頭に海外のトップブランドがトレンドを生み出し、徐々に他にも波及して浸透していくのです.
最近はそれに加えて、SNSの発達やオンラインを通して世界中の情報も仕入れやすくなったので、
急速にトレンドのサイクルが早くなってきています。
そんな移り変わりが多い中で、
ファッションムーブメントが大きく動いた時期として一番わかりやすいのが、2016-17年ごろからのストリートブーム.
ここ何年かでハイファッションをも席巻したストリートトレンドは、数年間凄まじい勢いで成長しハイファッションにも今となっては常識的に定着しました.
代表的な例で言うと、
OFF-WHITE, Vetementsを始めとするヨーロッパストリートが時代を席巻、
特にレディースにとってはストリートファッションが定着したのはこの時期からです。
メンズではFear of god を筆頭にストリートカルチャーとLAムードを融合させたブランドも登場して、
数年で一気に時代のスターダムへ駆け上がったブランドも少なくありません。
OFF WHITEの前進ブランド “PYREX”
OFF WHITE
VETEMENTS
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OFF WHITEのヴァージルアブローがLOUIS VUITTONのクリエイティヴディレクターに就任し、
Vetementsのデムナ・ヴァザリアがBALENCIAGAのアーティスティックディレクターに就任と、
時代の変化を大きく感じるニュースが続きました。
ストリートカルチャーをミックスしたコレクション展開をするデザイナーが、世界トップのブランドを率いて活動するようになったこと、
これはハイブランドの常識からしても歴史的な一大変化になります。
LOUIS VUITTON × Supreme
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そんな時代を経過して、最近はハイブランドのストリートアイテムもそのころより減りました。
中でも、
BURBBERYやDIOR、BOTTEGA VENETTAなどデザイナーが変わることでまたエレガントなコレクションが目立つように変わってきました。
モードやエレガンスなアイテムでラインナップを揃えるブランドがまた増えてきたのは、
各ブランドがコレクションのアイデアソースを原点回帰に置いて、本来のブランドの姿に立ち帰ろうとする動きの結果でしょうか。
メゾンの原点でもあるテーラードを用いたスタイルがまた注目されてきています。
こぞって各デザイナーズからジャケットスタイルに着目したアイテムが発表されているように感じます。
BOTTEGA VENETTA 2019-20AW
BURBERRY 2020-21AW
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このように目まぐるしくトレンドが変化していくのがファッションの世界です。
『今流行っているモノ』という旬なトレンドは移り変わっても、
素晴らしいものであれば色や形を変えながら長く愛され、定番となりながらまたタイミングをみては登場し、
新しさを感じさせそれがまたトレンドとなる。
そうして日々「ファッション」はアップデートされ続けています。
各ブランド、テーラードアイテムの意識がコレクションを通して強くなってきていることがわかっていただけたでしょうか?
時代の流れを感じてファッションを楽しめるようになれば、トレンドを意識しなくても自ずとトレンドを取り入れたスタイリングができるようになるのかもしれないです。
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NORDAでもテーラードは最も力を入れていきたいアイテム。
いま抑えるべきBEST OF TAILOREDをぜひ見つけてください!